お知らせ・コラム

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私の妹に相続分を主張させたくないと義父が心配しています

先月ご相談にいらした仙台市泉区在住のお客様から、次のような質問がありましたのでご紹介します。 ご質問内容: 義父の相続について質問です。 私は現在、夫の実家に私と夫と義父の3人で暮らしています。 自宅建物は夫と私の2人名義で所有していますが、建物のある土地は義父の名義になっています。 義父の相続人は、義母がすでに他界しておりますので、私の夫、夫の妹と、義父母と養子縁組をした私を含めた3人です。 先日義父に「俺が死んで、土地の3分の1を妹子さん(夫の妹・仮名)に要求されないように、遺言を残さなくてはダメなんじゃないか?」と言われました。 遺言状が有効なのかどうか、夫の妹に遺産相続を放棄する書類を ...

遺産をお世話になっている人に渡す方法は?

先日、仙台市宮城野区在住のお客様から次のような質問がありましたのでご紹介します。 ご質問) 私(A子さん/仮称)は80歳で、一度は結婚しましたが、数年で離婚してからは生涯独身で、子供もおりません。 両親はすでに亡くなっていて、兄弟姉妹も甥や姪もおらずに相続人がいません。 離婚した夫の妹(B美さん/仮称)とは仲が良かったこともあり、現在も近くに住んでいる元夫の妹に食事や身の回りのことなど何かと世話になっています。 私の財産は30年以上前に購入した自宅のマンションと1000万円程度の預金のみです。生命保険は満期になってすでに契約はありません。 私としてはこれらの財産を夫の妹に渡したいと考えています ...

孫を生命保険金の受取人にするときの注意点とは?

先日、お客様と今後の相続対策についての打ち合わせを行っている際、 「孫のY太郎を生命保険の受取人にするのはどうかしら?」というお話になりました。 さて、お孫さんを生命保険の受取人にしたとき、相続対策としてどんなメリットがあるのでしょうか。 具体的に検討してみましょう。(*お名前、親族関係等は現実のご相談とは異なります。) ご相談者様の家族関係は次のとおりです。 ご相談者 Y太郎さんの祖母Aさん Aさんの相続人は、長女B子さん、次女C子さんの2名のみで、Y太郎さんはB子さんの子です。 予想外の税負担にご注意を! 相続対策で生命保険を利用する場合のメリットは「非課税枠」の利用です。 死亡保険金を受 ...

相続対策 最初に何から手を付ければいいですか?

今回は、お客様からの相談事例をご紹介します。 同じような悩みをお持ちの方もどうぞご参考になさってください。 ご相談者様の状況 ご相談にいらしたのは、お母様と長女のお二人。 家族構成は、母:A子さん(75歳)・長女:B子さん・長男:C男さん・二女:D美さん B子さんを代表取締役社長、A子さん・C男さんが取締役として家族経営の株式会社を営んでいる。 A子さんの財産構成は、 不動産 : 自宅土地建物、収益マンション、収益アパート、貸し駐車場 預貯金 : 約3000万円 自社株 : 500株 生命保険: 加入していない ※ プライバシー保護の観点から、財産や家族構成等は実際のご相談とは異なりますが、ご ...

終活ってなぜ必要なの?

「自分の死後のことなんて考えたくない。」そのように考えている人は多いと思います。しかし,万が一の事態は突然やってきます。そのとき,残された家族は短期間のうちに様々なことを選択し,決定しなければなりません。 「葬式はどこの葬儀屋で?費用は?」「住み手のいない実家をどうする?」「父の遺産をどう分ける?」残された家族は頭を悩ませることになります。 このような事態を防ぐためには,老後資金,介護,相続などについて準備しておく必要があり,それらすべての事前準備をまとめて「終活」といいます。 終活をすることで,残された家族の負担を軽減できるとともに,本人の意思や考えを適切に伝えることができるので家族間の揉め ...

複数のホームページを統合しリニューアル公開致しました

  みなさん、初めまして。 さて、ライフパートナーズ行政書士事務所では以前より準備を進めておりました、公式ホームページを本日正式に立ち上げました。 今まで仮サイトやブログサイトを分けて公開しておりましたが、この度すべての機能を統合してリニューアル公開致しました。 ホームページを通じて、いろいろな方とお会い出来ることを楽しみにしております。 何かご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 行政書士 鴇田 誠治

遺産分割協議のやり直しはできるか

遺産分割協議が終わり、名義変更などの手続きも完了した後になって、「あのときは納得したが、やはり我慢できない部分があるので、遺産分割協議をやり直したい」。このようなご相談は少なからずあります。 さて、このようなことは可能でしょうか。 被相続人が遺言書を残していなかった場合、相続人全員参加で遺産分割協議を行い、全員の了承を得ることで遺産分割協議は有効に成立します。 遺産分割協議が成立し、相続財産の行先が決まったにもかかわらず、再度協議をすることで再分配ができることになると、いつまでも相続財産の行方は決まらずにフラフラすることになります。また、第三者の利害に影響することも考えられます。 しかし、法律 ...

相続人に未成年者がいる場合の相続放棄

相続人が未成年の場合、相続放棄はどうするのでしょうか。 未成年者が単独で相続放棄の手続きをすることはできませんので、親などが親権者として代理することが考えられます。 先日の記事で、未成年者がいる場合の遺産分割協議は、親権者が代理するか特別代理人を選任するかの2つの方法になることをご説明しました。 未成年者の相続放棄の場合にも基本的な考え方、ポイントは一緒です。 つまり、親権者と未成年者との間で利益が対立する(利益相反)かどうかです。 親権者が未成年者の相続放棄ができるか 未成年者の相続放棄は、原則的に親権者もしくは未成年後見人がおこないます。 ただし、親権者は相続放棄をせずに未成年者にだけ相続 ...

相続人に未成年者がいる場合の遺産分割

相続人が未成年者であるケースは、不幸にもお父様が若くして亡くなってしまった場合などに問題になります。 このようなケースで多いのは、お母さんとお子さんが相続人になるケースです。 親権者は未成年者の法定代理人ですので、親の一存でいろいろと決められそうですが、相続の場合には必ずしもそうもいきません。 相続人が未成年の場合の遺産分割協議は、親権者も相続人になっているかどうかがポイントになります。   親権者と未成年者がともに相続人であるとき 未成年者の相続人とともに親権者も相続人になっている場合(例えば、父親が死亡して母親と子供が相続人になる場合)には、未成年者と親権者の利益が対立することに ...

相続手続きにはどのような戸籍が必要ですか?

なぜ戸籍謄本を集める必要があるかというと、相続人が誰になるのかを正確に把握するためです。 実は、亡くなった父は再婚で、前妻と子供がいることが戸籍を集めることで発覚した!などということも少なからずあります。 このような場合は、現在の家族のほかに、前妻との間の子も相続人になりますから、遺産分割の話し合いに加えなければなりません。 前妻の子が参加していない遺産分割協議は無効です。 このようなことにならないよう、戸籍を取って「法定相続人」を正確に特定する必要があるのです。 法定相続人とは ・被相続人の配偶者は常に相続人となります ・配偶者以外の血族相続人には順位があり、 第一順位 子(胎児・養子・非嫡 ...

相続人以外の人や団体に財産を渡したい方

最近のご相談で増えてきているのが、 「自分が死んだ後は、お世話になった仲の良いご友人に財産を渡したい」とか、 「社会貢献をしている団体に財産を寄付したい」、といったご相談です。 このようなお考えをお持ちの人は、遺言書を作らないと、そのお考えを実現することができません。 そして遺言書を作るときに「遺言執行者」を必ず選んでおいてください。 遺言執行者とは、簡単に言えば「遺言書に書かれている内容を実現してくれる人」です。 遺言執行者(ゆいごんしっこうしゃ)とは 遺言執行者とは、遺言書の内容を実現させるために、法律で権限を与えられた人のことをいいます。 遺言の内容を実現する(執行)するために、主に次の ...

子や孫への生前贈与で気を付けるべきポイントとは?

親や祖父母から子や孫への住宅取得資金の援助や相続税の節税対策などで注目される贈与。 まずはその基本と気を付けるべきポイントをしっかりチェックしておこう。 契約書は必ず作ろう 贈与は、贈与する人(贈与者)の「あげる」という意思表示と、贈与を受ける人(受贈者)の「もらう」という合意があって成立する「契約」です。 贈与の契約は、口約束だけでも成立しますが、当事者以外の他人(税務署など)に「これは贈与ですよ」と証明するために、贈与をするときは贈与契約書を作成しておきましょう。 暦年贈与と贈与税 贈与と聞いて真っ先に思い浮かぶのが「贈与税」です。 贈与税は個人から財産を贈与された場合に、財産をもらった人 ...

相続人が外国にいる場合の相続

息子さんや娘さんが海外で生活している、というご家庭も今では珍しくありません。 短期の出張などであれば住所を移すことはないでしょうが、数年単位の比較的長期の転勤や、将来的には国籍の取得を考えているような方は住所を移すこともあるでしょう。 相続人が海外に住所移しているような場合の相続手続きは、どのようになるでしょうか。 印鑑証明書の代わりに「サイン証明書」 相続人が、日本の住民登録をなくして海外で生活しているとき、日本には住民票も印鑑登録もありません。 遺産分割をするための遺産分割協議書には「実印を押印して印鑑証明書を添付」することになっていますが、 海外に住民登録を移した人は、印鑑証明書を添付で ...

相続放棄はどんな手続きですか?

相続により取得する財産は、プラスの財産(不動産・預貯金等)だけではありません。借金などのマイナスの財産も相続財産に含まれます。 つまり、被相続人(亡くなった人)が多額の借金を抱えていた場合、相続人はその借金を返済する責任を負担することになってしまいます。 被相続人の遺産を調べて、借金等のマイナス財産が、プラスの財産より多い場合は、家庭裁判所で相続放棄の申述手続きをすることで、被相続人の借金を相続することを避けられます。 今回は、相続放棄の「効果」や「手続きの方法」などを簡単に確認しておきましょう。 相続放棄をするとどうなる? 相続放棄とは、家庭裁判所に対して、「プラスの財産もマイナスの財産も全 ...

民法改正で自筆証書遺言はどう変わる?

現在改正案が議論されている民法ですが、この議論の中に自筆証書遺言に関する事項も含まれています。 主な改正点は次の3点です。 1、自筆証書遺言の方式の緩和 2、法務局による遺言書の保管制度の創設 3、検認手続きが不要になる それぞれどのような内容なのか、現時点の情報に基づいて解説してみます。 自筆証書遺言の方式緩和 現在の自筆証書遺言では、全文を自筆で書かなければならないことになっていますが、これは、高齢者の方などには大きな負担になっているのも事実です。 費用をかけずに気軽に書けるのが自筆証書遺言のメリットの一つですが、「手が震えてしまって、すべて手書きで書くのは無理だ」と、あきらめてしまう方も ...

公正証書遺言の作成はこんな段取りです

もっとも確実で、安心できる遺言書を作りたいという方は、公正証書遺言を作成しましょう。 公正証書遺言とは、 ・遺言者が遺言の内容を公証人に口述し、 ・これを公証人が筆記して遺言書および証人に読み聞かせて、 ・遺言者および公証人が間違いないことを確認して 成立するものです。 公正証書遺言では、公証人の手数料などの一定の費用負担が必要です。 しかし、遺言書の原本を公証人が保管しますので、偽造や変造、紛失などの心配がないばかりでなく、相続開始後、家庭裁判所の検認の必要がないなど、安全・確実で、安心できる遺言書であることが大きな長所です。 公正証書遺言のメリット・デメリット 公正証書遺言のメリット ・  ...

遺言書の記載事例(2)

遺言書の作成にあたって、個別の財産一つ一つについて行き先を決めて、 ① 自宅の土地建物は妻 ② 賃貸アパートは長男 ③ 定期預金は長女 などと指定する方法もありますが、 「遺産の全体に対して割合を決める」という遺言も作れます。 一切の財産を相続させる場合記載例 第〇条 遺言者は、遺言者が所有する一切の財産を、妻花子 (昭和〇〇年〇〇月〇〇日生)に相続させる。 この内容で、遺言する人が持っている財産の全部を、特定の相続人にすべて相続させることができます。 ただしこれは、財産目録を作るなどをしておいてください。そうしなければ、どんな財産がどこにあって、どこまでで財産の全部になるのか分かりません。 ...

遺言書の検認はどんな手続き?

遺言書は、「自筆証書遺言」・「公正証書遺言」・「秘密証書遺言」の3種類に分けられます。 この3種類の遺言のうち、公正証書以外の遺言書がが見つかったときは、遺言書を家庭裁判所に提出して「検認」の手続きをしなければなりません。 難しそうな検認の手続きですが、どのような手続きで、どんなことに注意する必要があるのでしょうか。   検認の目的は何か 検認は、家庭裁判所が、相続人に対して、遺言の「存在」及びその「内容を知らせる」とともに、遺言書の形状や加除訂正の状態・日付・署名のほか、「遺言書の内容を明確にして、遺言書の偽造や変造を防止するための手続きです。 その遺言書が、遺言者の自分の意志で作 ...

争族事例(1) 面倒を見てきたのにどうして・・・

これまで、さまざまなケースの相続のお手伝いをしてきたので、揉めてしまった相続、いわゆる「争族」もたくさん経験してきました。 今回はその中のひとつの事例をご紹介します。 皆さまの身近にも起こるかもしれない争族。 どんな状況で争族になり、最終的にはどうなってしまったのか。 よろしければ参考になさってください。   口約束は信用できない!親を支援して同居していたのに・・・ 相談時の状況 ご家族構成は、父母と長男・長女・二男・二女の6人家族 二男家族が父母と同居して、父母の生活を10年以上、物心両面で支え、生活費はもちろん、固定資産税や健康保険料なども二男が支払っていました。 そんななか、父 ...

特別受益がある場合は相続トラブル要注意

遺留分の計算の対象になる贈与として、「特別受益」があるということを、以前「遺留分ってなんですか?」のところでご説明しました。 特別受益とは、簡単にいえば「遺産の前渡し」のようなもので、 「相続人が、被相続人から受け取った、相続分を超えるような多額の金銭や不動産の生前贈与や遺贈」のことをいいます。 贈与や相続の話のときに度々登場する「特別受益」とは、一体どんなもので、どんな特徴があるのでしょうか。 特別受益は相続のときに精算される 相続人の具体的な相続分を計算する場合、通常は死亡時の遺産に、その相続人の法定相続分を掛けあわせることで計算できます。 しかし、 相続人の誰かが、被相続人から不動産の贈 ...

公正証書遺言書があるかどうか調べられる?

先日、公証役場で遺言書を作ったという方からこんなご相談がありました。 「昨年、息子に連れられて、公証役場に行って遺言書を作ったが遺言書が手元にない。言われるままに作ったので内容も分からない。何とかなりませんか?」 というご相談です。 言われるがままに作ったとしても、ご自身で署名をして実印を押したことや、印鑑証明書を提出したことを憶えていらっしゃいましたので、形式上は適法に(公証役場ですから当然ですが)作られているはずですよとお答えしました。 それでも何とかしてほしいということでしたので、まずは遺言書の有無を検索する手続きをさせていただいて、遺言書があれば遺言書の謄本を出してもらう手続きをさせて ...

遺言書の記載事例(1)

遺言書を作るにあたって、実際にどのように記載すればいいか。 今回は不動産を遺言書に記載する場合の事例をご紹介します。 自宅の土地と建物を妻に相続させたい場合の遺言書の書き方    遺 言 書 遺言者 〇〇〇〇 は、次のとおり遺言する。 第1条 下記の土地及び建物を、妻〇〇△△に相続させる。 記 所 在  ××市××町2丁目 地 番  222番222 地 目  宅地 地 積  198.56㎡ 所 在  ××市××町2丁目222番地222 家屋番号 222番222 種 類  居宅 構 造  木造瓦ぶき2階建 床面積  1階 123.45㎡ 2階  67.89㎡ 附属建物 符 号  1 種 類  物 ...

死亡保険金と相続と税金

相続対策に特に有効な手段として、遺言書とともに活用したいのが「生命保険」です。 生命保険は、遺言書のような役割を持たせることもできますし、代償金や遺留分対策、そして相続税の節税対策など、さまざまに大活躍します。 ただし、相続対策だとしても何の考えもなしに生命保険に入ればいいというものではありません。 生命保険は契約の仕方によって、受け取る人に「相続税」や「贈与税」、「所得税」が課税される可能性が有るからです。 死亡保険金と税金 まずは、死亡保険金と税金の関係についてです。 保険契約の被保険者(保険の対象になっている人)が死亡すると、保険金受取人に死亡保険金が支払われます。 この死亡保険金ですが ...

どんな人に相続対策が必要なのか?

どんな人に相続の対策が必要なのか?と聞かれれば、わたしは、「どんな人でも必要です!」とお答えしています。 というのも、相続の対策には、相続人が争いにならないようにする「争族対策」と、相続税の節税を目的とした「相続税対策」があるからです。 「相続税対策」は当然に全員が必要になるわけではありません。年間死亡者数の6%といわれる相続税の課税対象者のみです。 ところが「争族対策」は、ほぼ全員が注意しておく必要があります。 私どもの経験では、紛争に発展する事例の多くは、 ・「お子さんがいない人」で相続人が「配偶者と被相続人の兄弟姉妹」 ・相続人が「兄弟姉妹(甥姪含む)」 のケースです。 基本的に親せき付 ...

付言事項で想いも伝えよう

みなさんは、「遺言の付言事項」という言葉を聞いたことがありますか?簡単に言うと家族に対するメッセージです。 遺言書というと、 「この土地建物はあの子に、預貯金はあの子に」 のように、財産の行き先を決めるだけのもだと思われがちですが、 「きょうだい仲良くするように」とか「お母さんを大事にするように」といったメッセージを書くこともできるのす。 それが遺言の「付言事項」です。 付言事項には、法律上の効力はありませんので、その実現は絶対ではありませんが、「こんな理由で、こんな気持ちで、この遺言を書きました。」というメッセージを遺言書の中に書いておくことで、親の「想い」は残された家族に間違いなく届くでし ...

遺留分って何ですか?

遺言書の作成を考えるときに、法定相続人や法定相続割合とともに知っておいてほしい大切なことがあります。 それは「遺留分」についてです。 これは「いりゅうぶん」と読みます。 あまりなじみのない言葉ですが、遺留分に配慮した遺言書を作ったり、遺留分に相当する額の金銭等を準備しておくことによって、相続人間のトラブルを少なくする工夫ができます。 遺留分とは何か、その割合はどの位になるのか、遺留分を請求するのにどんな手続きが必要などを解説してみたいとおもいます。 遺留分とは、一定の法定相続人に保障する相続財産の一定割合のことです。 遺言などで自分の遺留分にもみたいない額しか相続できなかった場合(これを、「遺 ...

法定相続人と法定相続割合

遺産を引き継ぐ人(法定相続人)と、引き継ぐ割合(法定相続割合)は、法律(民法)で決まっています。 遺言書を作るにあたっても、誰が相続人になるのか、相続分はどうなるのかを確認しておくことは非常に重要です。 遺言書を作れば、自由に遺産の行き先や割合を決められるとはいえ、法定相続割合や遺留分に配慮しないで遺言書を作ってしまうと、遺言書の存在そのものが相続争いのタネになってしまいます。 円満相続のための遺言書を作成するには、法定相続人や法定相続割合、そして遺留分を事前に確認しておくことが大切です。 まずは、相続の基本である法定相続人や法定相続割合はどのように法律で決められているのかを理解しましょう。 ...

遺言書はどこにしまってあるのかな?

相続手続きの第一歩は、遺言書の有無の確認から 相続手続きを進めましょう、となったときに最初に確認しなければならないのが、遺言書の有無の確認です。 遺言書がある場合には、その内容に従って遺産を分けることが法律で決まっています。 したがって、まずは遺言書があるかないかを確認することになります。 遺言書は、権利証や生命保険証券、定期預金証書などの大切な書類と一緒に保管されていることが多いです。 亡くなった親が絶対に触らせてくれなかったタンスの引き出しの中とか、金庫の中でしょうか。 生前に銀行の貸金庫を契約している場合には、自宅よりも貸金庫に保管されている確率は高いと思われます。 また、生前付き合いの ...

自筆証書遺言を実際に書いてみよう!

自筆の遺言書を書くときの4つのルールを以前ご説明しました。 そのルールとは、 (1)すべて手書きで書くこと (2)日付を書くこと (3)自分の名前を書くこと (4)印鑑を押すこと の4つでしたね。 そこで今回は、そのルールにのっとって、実際に書いてみませんか? まずは遺言書の見本を見てください。 これは、夫である山田太郎(仮名)さんが、自分が先に亡くなったときに、妻である山田花子(仮名)さんが、他の相続人との間でトラブルにならず、スムーズに財産を承継できるようにと考えて書いた遺言書です。 (※ここでは便宜上印字されていますが、実際は手書きで書いていると仮定して下さいね。) 太郎さんの相続関係図 ...

自筆証書遺言4つの基本ルールとは?

民法が定めている遺言書の種類(普通方式)の中で、最も手軽に、自分1人で作成できて、作ったこと自体も秘密にしておくことができるのが、自筆証書遺言です。 しかし、その手軽な反面、失くしてしまったり、偽造や変造をされたりする危険性もあります。 そして、法律の定める方式に従って作成されなければならないと言う厳しい決まりごとがあります。この決まり事に従わないで作成された遺言は無効になります。 自筆証書遺言4つの基本ルールとは ルールその1  自筆すること 自筆することの意味は、筆跡と遺言書を書いた真意があったことを保障するものであると考えられています。 自分で書かなければなりませんので、パソコンやワープ ...

自筆遺言を書いてから公正証書にするのがおススメです

近ごろは、遺言書も一般的(テレビなどで取り上げられることもあるくらい)になってきて、世の中的にも「なんとなく不吉なもの」・「避けて通りたいもの」という誤解が解消されつつあると思います。 これはやはり、「終活」や「エンディングノート」などといった新しい価値観の登場によるところが大きいと思われます。 個人的には、遺言書をつくるのであれば、事情が許す限り公正証書で遺言書を作ってもらいたいのですが、遺言書自体のハードルが高いということもありますので、とりあえず自筆の遺言書を作ってみよう!と今回はそんなお話です。 遺言書には、一般的に「自筆証書」遺言と「公正証書」遺言、そして「秘密証書」遺言があります。 ...

「相続対策」はどんな手順で進めればいいですか?

相続対策には、生前贈与や遺言書の作成、最近では民事信託の活用など、さまざまな方法が紹介されています。 とはいっても、自分にはどんな対策が必要なのか「いまいちよく分からない」というのが実態ではないでしょうか。 相続対策は、思い付きで行っても効果は一面的(限定的)なものに止まる可能性があります。 効果的な相続対策を行うにあたっては、長期的な視点に立ったプランニングをしっかり考えて行う必要があるのです。 そこで今回は、実際にどのように相続対策をプランニングしていけばいいのか、確認してみましょう。 1.保有する財産のリストアップ まずは、自分にはどんな財産があるのか(注1)を調査・整理して財産の一覧表 ...

相続対策はいつから始めればいいですか?

相続対策はいつからはじめる? 相続対策は、「亡くなる直前が期限ギリギリ」ですが、試験対策じゃないんですから、実際に亡くなる直前まで何らかの対策をしているという人は少ないのではないでしょうか。 相続対策はやはり、前もってしっかりと準備をして、様々なケースに備えるというのがとても大切になると思います。 さてそれでは、「前もって」というのがいつなのかといえば、こればズバリ「元気なうち」ということになります。 平均寿命と健康寿命 皆さんは、「健康寿命」という言葉をお聞きになったことがありますか?健康寿命とは、「健康上の問題で、日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことです。   この ...

争続にしないために親ができることとは?

前回、どうして争続になるのか?について書きました。 (もちろん、他にも理由はありますが)主に、争続の原因には「不公平」・「不平等」があるという結論でした。 それでは、相続トラブル(争続)にならないためにどんなことに気を付けて、どんなことを実行すればいいでしょうか? 対策における基本的な考え方は以下の2点 ・ 親である自分の考え方をチェンジする ・ 相続の準備は子ども任せではなく自分で動く ここでは、自分(親)が亡くなった後に子供たちが相続する、というケースで考えてみます。 親である自分の考え方をチェンジする まず大切なのは、親である自分自身の考え方や現状認識を改めることが大切です。そのポイント ...

どうして「争続」になるんだろう

相続の時に家族や親族間で争いになることを「争続(族)」といいますが、今回は、どうして「争続」になるのかについて、考えてみたいと思います。 なぜ「争族」になってしまうのか? 結論から言いますと、相続問題で家族・親族間で争いになる原因の代表的なものとして、次の2つがあると言われています。 (1)財産を平等に分けられない (2)亡くなった人に対する貢献とその見返り それでは、具体的にはそれぞれどういうことなのでしょうか? 「財産を平等に分けられない」 例えば、相続人が「長男」・「長女」・「二男」であって、相続財産が自宅の土地建物(評価額2000万円相当)と銀行預金1000万円の場合。 私の経験上も、 ...

遺言書をつくってみませんか?

こんにちは。行政書士の鴇田誠治です。 このブログでは、 ・ 遺言書はどうして必要なのか? ・ 遺言書を作るメリットは何か? ・ 遺言書と相続に関する基礎知識 ・ 遺言書の作り方 ・ 遺言書にはどんなことを書くの? ・ エンディングノートも一緒につくってみよう といったような内容をお伝えして、皆さまが遺言書を作成するお手伝いができればと考えております。 私は、これまで2000件以上の相続手続きを経験してまいりましたが、そのなかでご家族が相続問題でトラブルになるケースを多々見てまいりました。 例えばこんなケース。 ・子供のいないご夫婦で、夫が亡くなったので、妻がすべての財産を相続しようとしたところ ...

終活や相続に関するご相談はどんなことでも初回無料です!